令和元年度グローバルキャリア・コースが終了しました
2019年9月から12月にかけて、現在国際機関で勤務していないが、今までの経験を活かし、今後国際機関での勤務を希望する、10年程度の専門的な職務経験を持つ方を対象とした、「グローバルキャリア・コース」を開催しました。このコースは、国連勤務経験者を中心に講師として迎えて、講義、模擬面接、SWOT分析等を通じて、今後の国際機関におけるキャリア構築の可能性を具体化させる研修となりました。更に、参加者の中で希望した方々を対象に、1週間程度の海外フィールドトリップ(キプロス、又は、シエラレオネ)を実施しました。
シエラレオネでは、6つの国連機関(IOM, RCO, UNDP, UN Women, WFP, UNOPS)、及び、現地情勢を把握するためMinistry of Tourism and Cultural Affairs、WANEP、JICAシエラレオネを訪問し、ブリーフィングと意見交換会を行いました。実際に郊外のケネマにあるUNDPの訪問では市議会の行政官や調達担当者らと面談を行いました。各機関で説明を聞いた地方の状況を、実際のプロジェクトを通して体感することで国連機関に対する理解をさらに深めることが出来ました。
IOMシエラレオネFacebook記事:
Today, we were delighted to host a delegation from the Hiroshima Peacebuilders Centre (HPC) in Japan.They are in…
キプロスでは、平和維持活動を展開しているUNFICYPと、国連の仲介をしているOSASG (Office of Special Advisor to the Secretary-General) 並びに、キプロスでの人道支援活動をしているUNHCRを訪問しました。各機関の活動について説明を受けるだけでなく、参加者各々のスキルを活かし、将来的な国際機関での勤務に向けた情報収集を行いました。国連機関の訪問のみにとどまらず、地元市民団体によるワークショップやセミナーに参加し、キプロス紛争の歴史、現状を学びました。
ケント大学ブログ:

