令和5年度(2023年度) プライマリー・コース
※募集は締め切りました
身につくのは、知識、実践、自信、そして人の輪
研修概要
国内研修:令和6年(2024年)1月17日(水)~2月21日(水)
研修場所:広島・東京(研修中の宿泊先はHPCが手配・負担します。)
海外派遣:令和6年(2024年)3月以降(1年間)
応募締切:令和5年(2023年)9月4日(月)日本時間午前9時必着(日本人研修員応募者)
プライマリー・コースは、国際機関において平和構築・開発分野でのキャリアを構築する強い意志を持った方々を対象(日本人12名程度、外国人10名程度)に、約5週間の実践的な国内研修と、国連ボランティアとしての1年間の海外派遣を提供する研修コースです。
国内研修では、約5週間にわたり、1日6時間程度の講義及びワークショップを通じ、平和構築・開発分野における幅広い知識と、それを応用する技能を実践的に学びます。研修全体を通じて、研修員・講師間、及び研修員同士の相互交流を重視し、問題解決型学習法を取り入れた参加型の演習を行います。
研修はすべて英語で行われ、多種多様なバックグラウンド、専門性を持つ他の研修員とチーム作業を行うことで、多国籍な環境で活動をする感覚を養います。
この国内研修は、広島平和構築人材育成センター(HPC)が実施し、本事業が平和構築・開発の実務家のための人材育成事業の中心となるコースであるという点を重視して、以下の3つの指針を運営上の柱として掲げています。
第1に、国内研修では実践的な知識・技能の付与を目指します。平和構築・開発の専門家を育成するという本事業の目的に照らして、研修においては平和構築・開発に関連する政策課題、および実務に携わる場合に求められる技能を、実践的な内容の研修を通じて付与することを心がけます。
第2に、研修全体を「Competencies(業務遂行能力)」の向上につながるように運営することに配慮しています。「Competencies」とは、国連・国際機関において業務遂行上必要とされる能力のことを指します。たとえば多国籍チームの環境でリーダーシップを発揮する能力などを国際機関は重視し、人事の際にもポイントとします。研修員が意識的に「Competencies」を伸ばしていくことができるような工夫を施します。
第3に、国内研修を、平和構築・開発分野の貴重な人的ネットワークを形成するための有意義な機会として捉え、ネットワーキングの促進を重視します。特に国内において平和構築・開発分野を目指す人々の業界(専門コミュニティ)が大きいとは言えない中、日本人にとっては、実務家層の講師陣、活躍する事業修了生、そして志を同じくする同期生とのつながりは、かけがえのない財産となります。
募集要項はこちらのページにてダウンロードできます。

