【ウクライナ緊急人道支援オンラインシンポジウム】を7月8日(金)に開催しました。
【ウクライナ緊急人道支援オンラインシンポジウム】を7月8日(金)に開催しました。
シンポジウムの動画は下記のURLよりご覧いただけます。
本シンポジウム「ウクライナ緊急人道支援~事業修了生の活動報告~」では、ウクライナ支援の最前線で活動されている本事業修了生ら国連職員および宮島昭夫駐ポーランド日本国大使から、ウクライナ被災民向け人道支援について現場の様子を紹介して頂きました!
=============広島平和構築人材育成センター(HPC)は、7月8日(金)に「日本人国連職員によるウクライナ緊急支援~事業修了生の活動報告~」を開催し、多くの方にご参加いただきました。
このシンポジウムでは、冒頭で本事業委託者である外務省総合外交政策局国際平和・安全保障協力室の佐藤大輔室長にご挨拶いただいた後、宮島昭夫駐ポーランド日本国大使から、日本政府が取り組むウクライナ被災民向け人道支援についてお話しいただきました。これまで日本は約1500人のウクライナ避難民を受け入れていますが、そのほとんどがポーランドでビザ発給を受けています。日本政府の人道支援もポーランドが最前線になっています。
その後、本事業の修了生でIOMウクライナにてProgramme Officerとして勤務されている井上悦子様より、ウクライナ国内での勤務経験をもとに、ロシアによるウクライナ侵攻前後におけるご自身の業務内容をお話しいただきました。
続いて、本事業の修了生でWFP本部にてSupply Chain Officerとして勤務されている金田尚子様より、約2か月間のポーランド国内での支援業務にも触れつつ、WFPのウクライナ難民支援についてお話しいただきました。
最後の報告者として、UNHCR駐日事務所にてシニア総務アソシエイトとして勤務されているサヒラ・イクバル様より、UNHCRのウクライナ危機における緊急人道支援についてご紹介いただきました。また、本事業の修了生でUNHCRウクライナにて上席保護官として勤務されている辻澤明子様の活躍の様子や、ご自身のポーランド国内での活動についてもお話しいただきました。
報告後は、参加者の皆様から頂いたウクライナ支援に関する様々な質問に対して、報告者に回答いただく時間を設けました。