エリアス・ラフロモ・ウォヘング パプアニューギニア独立国外務次官、HPC広島事務所を訪問。HPC代表・篠田英朗と対談
12月21日(水)、訪日中のエリアス・ラフロモ・ウォヘング パプアニューギニア独立国外務次官が、HPC広島事務所を訪問し、HPC代表・篠田英朗と対談しました。
対談の中でウォヘング次官は、「パプアニューギニアは平和と協調を大変重視しており、広島は平和と復興の象徴である。
日本の政策の一つ、平和構築において、HPCが外務省の委託を受けて実施している平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業はとても重要な役割を担っている」と述べられました。
これに対しHPC代表・篠田は、本事業が長年に渡り東京・広島で行っている人材育成研修においての広島研修の意義について、「世界の様々な国の研修員が、広島の歴史を踏まえながら、平和構築と開発について学んで頂くことができる」と述べ、「広島は復興の象徴である」という旨、ウォヘング次官に同意を示しました。
本事業のプライマリー・コースでは、今までにパプアニューギニアから1名が研修員として参加しました。今年度、新たに1名の研修員が参加予定です。
プライマリー・コースの日本人研修員の内2名が、現在ユニセフの国連ボランティアとして、パプアニューギニアへ派遣され、活動しています。
2023年5月10日から21日、広島で開催されるG7を控え、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、平和構築・開発においても日本とパプアニューギニアの更なる連帯強化が必要となってゆくと思われます。
